石黒正数氏の最新作「天国大魔境」はマンガファン必読
どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
出ました出ました!ついに出ましたずっと待ってましたよ「天国大魔境」!!
これがもう予想以上に面白すぎる!
これはもう「それ町」がダメでも「マンガファン」を自称するならマストで読むべき一冊に決定です。
今回も極力ネタバレを避けて書いていますので安心してお読みください!
それでは!行ってみよう!
「天国大魔境」あらすじ
美しい壁に囲まれた世界で暮らす子供たち。少年・トキオはある日、「外の外に行きたいですか?」というメッセージを受け取る。
一方、外では、マルとおねえちゃんがサバイバル生活をしながら、天国を求めて、魔境となった世界を旅している。未来の日本を「あね散歩」。
二つの世界を縦横無尽に行き来する、超才・石黒正数最新作、極大スケールでスタート!!
引用 : Amazon
「天国大魔境」は、あの「それ町」の石黒正数氏の最新作!
Amazon それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)
言わずもがな石黒氏の代表作といえば「それ町は廻っている」でしょう。こちらも「ほのぼの系日常ギャグ」かと思いきや、時系列シャッフルという意味不明な手法を軸にエンディングを読者が予想し探し当てるという斬新な名作。
はっきり言って大好きです。
そして、今回の「天国大魔境」は「それ町」とはSF要素もり一見何から何まで違うように見えますが、共通点もしっかりあります。
それは「マンガ的表現へのこだわり」です。
「天国大魔境」はのマンガ的な表現がグッとくる
「それ町」の時から石黒氏は「マンガとしての表現を大事にしたい」と言っていて、分かりやすいのでいうと
とかでしょうか。
「あっ!」を吹き出しに入れないこの辺り。
吹き出しコレがアニメになってしまうときっと「あっ!」っていうセリフが読まれちゃったりして、この「あっ!」の存在感のニュアンスが変わっちゃいますよね。
この辺が僕なりの「マンガとしての表現」だと思っているのですが、こういうのが石黒氏は上手なんだよなぁ。
「天国大魔境」へ集まる絶賛の嵐
見てくださいよこの帯に集まっている錚々たる面々!
今、飛ぶ鳥を落とす勢いの「BEASTARS」でおなじみの板垣巴留氏!読んでないマンガファンは食わず嫌いせず読むべき!
(板垣恵介氏の娘って噂は本当??)
Amazon BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)
あの「GANTZ」の奥浩哉氏!
Amazon GIGANT 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)
名作「プラネテス」の幸村誠氏!
少女マンガが苦手なボクでもさすがに知ってる東村アキコ氏!
そして猫マンガといえばこの人ですよ小林まこと氏!
Amazon What’s Michael? (4) (講談社まんが文庫)
いやー、こんなメンツがコメント出しちゃうくらい「天国大魔境」は面白いわけなのですが、奥浩哉氏のいう「大友克洋感」は本当にいたるところに現れてて例えばこんなシーンとか
このキャラクターの感じとかもめちゃくちゃ「大友克洋感」がプンプンです。
この「大友克洋感」のおかげと言っちゃなんですが、作品通してのSF感がすっごい心地いい。なんの違和感もないというより「あー!これだよこれ」みたいなグッとくる感。
これはぜひデジタルではなく紙媒体で読んで欲しい。
「天国大魔境」まとめ
はい!というわけで今回の記事で言いたかったことは
- 兎にも角にも「天国大魔境」はマンガファン必読
- 「大友克洋」のSF感が好きな人はどハマり決定
- できれば紙媒体の方が見開き等のマンガ的表現に浸れます
と、こんな感じでございます!
いやー、ブログ全然やってなかったからなー。
復活しますかなー。
ではであ!!