【マンガ】脱獄ファンには「辺獄のシュヴェスタ」はたまらない!
どうも、みなさまオハコンバンチワ。ペロでございます。
今日は「脱獄」「脱出」好きにはたまらないこちらのマンガのご紹介!
タイトルは「辺獄のシュヴェスタ」でございます!
今回も極力ネタバレを避けて書いていますので安心してお読みください!
それでは!行ってみよう!
「辺獄のシュヴェスタ」あらすじ
驚驚異の新人作家! サバイバル歴史大作!
16世紀、神聖ローマ帝国。
罪なき賢者が「魔女狩り」という名の迫害に遭った時代。
魔女狩りを指揮する修道会の処刑で
家族を失くした「魔女の娘」エラは、
魔女の子供達を集めた女子修道院に収容された。激流のごとき変革の刻。
聖母を形どった拷問具「鋼鉄の処女」と共に辿る
エラの苛烈な運命を描く、サバイバル歴史大作…!!引用 : Amazon
「辺獄のシュヴェスタ」は常に手に汗握る脱獄劇!
ストーリーは端的にいうと
「魔女狩りで母を殺された主人公エラは、首謀者のいる首謀者に潜り込んで母の仇を取るために慎重に虎視眈々と成り上がりを目指し、そのチャンスを待つ!」
っていう感じなのですが、このメインの「ボス狩りと悪事を暴く!」路線と「仲間の脱獄」というなんとも脱獄好きにはたまらないストーリー展開になっているんですよ。
修道院はもう言ったら悪の組織みたいになっちゃっているので、食事に幻惑剤は入ってるわ言うこと聞かない奴はバンバン殺すわプリズンブレイクよりもヤバイ環境なんですよこれが。そんな中まだ10代の女の子達が必死に抵抗していくわけ。
時には食料調達のため狩りをし、時には上官にへつらって内偵するなどもう1巻からハラハラドキドキしっぱなし。
ストーリーが進むにつれて「プリズンブレイク」よろしく仲間が増えて行くのですが、このメンバーもなかなかクセがあって秀逸。
「うわー、絶対この子裏切るわー。あーもーだめだわー」とヒヤヒヤしつつ
「え?お前今来る?お前いっちゃう?」とキャラの使い方がホント上手。
絵に抵抗が出てしまうとちょっとストーリーに浸るまで時間がかかりそうだけど、全6巻という非常に読みやすいサイズで、2巻まで辛抱して読めばあとはサラッと読めちゃうので脱獄ファンは是非読んで欲しい作品です。
なんと作者の竹良実氏は「辺獄のシュヴェスタ」が初連載
そしてなんと作者の竹良実氏は「辺獄のシュヴェスタ」が初連載とのことなんですが、全くそんなことを感じさせない見事なストーリーと魅せ方で、本当に最後まで引き込ませて来るので正直びっくり。
今思えば、導入と最後のオチが非常にしっかりしているあたりが「初連載!」という意気込み満点な感じがしたかなー。
それにしても、日本人に馴染みない修道院を舞台に何度も希望と絶望を振りまき続けて、なおかつ飽きさせないで最後まで読ませてしまうこの実力はさすが満場一致でスピリッツ賞(大賞)を受賞しただけあります。次回作に期待です。
「辺獄のシュヴェスタ」まとめ
はい、それでは今回の「辺獄のシュヴェスタ」で何が言いたかったかというと
- 脱獄もの好きにはマストの作品!
- 初連載でこのクオリティはちょっとすごい
- 竹良実氏の次回作はかなり要注意
って感じでございます!
なんか今月いいマンガによく当たるなぁ。嬉しい嬉しい。
それでは!また!