【サスペンス】人間関係がエグい漫画オススメ10選【ヒューマンドラマ・ホラー】
前回、こんな嬉しいコメントをいただいたので
このブログの漫画紹介で色々な漫画に出会えています!ありがとうございます!
紹介内容が簡潔で分かりやすくてネタバレもしないので助かっています。
サスペンス系やヒューマンドラマ系など、人間関係などがエグい表現の漫画でオススメがあれば知りたいです。
これからも更新楽しみにしています(*^◯^*)
今回はガラにもなく「まとめ記事」なんかやっちゃいますよ。
毎月漫画100冊以上読むボクが自信を持ってオススメする
「人間関係がエグい漫画オススメ10選」
いってみましょう!
- 「ノイズ【noise】」(2巻〜連載中)
- 「監禁嬢」(7巻〜連載中)
- 「世界で一番、俺が〇〇」(7巻〜連載中)
- 「ファイアパンチ」(8巻〜完結)
- 「ビリーバーズ」(8巻〜完結)
- 「サターンリターン」(4巻〜連載中)
- 「血の轍」(5巻〜連載中)
- 「遺書、公開。」(4巻〜連載中)
- 「残響」(3巻〜完結)
- 「ミスミソウ」(上下巻〜完結)
- 人間関係がエグい漫画オススメ10選 まとめ
「ノイズ【noise】」(2巻〜連載中)
のどかな田園風景が広がる猪狩町では、黒イチジクを地域の特産として、限界集落から一転、活況を呈し始めた。
そんな中、イチジク農園を営む泉圭太のもとに鈴木睦雄と名乗る怪しい言動の男が現れる。
彼は14年前に女子大生ストーカー殺人を犯した元受刑者だった。
平穏な地域社会に投げ込まれた異物が生んだ小さな波紋(ノイズ)が、徐々に広がっていく――…!!
引用:Amazon
平穏な田舎に元受刑者がいきなり現れてひと騒動起こすサスペンスものと思いきや、まさかのグチャグチャ人間関係でドロドロした世界が繰り広げられる「ノイズ」。
舞台が地方の農村ということで、田舎特有の村社会がエグいエグい。
登場人物全員がそれぞれの「守るべきもの」のために繰り広げる、法をも無視した必死の攻防戦には「うぅぅうう」しか言えない。
この漫画のミソは「元受刑者」の登場は単なる『きっかけ』でしかないって事。
人間の奥底の本性をまざまざと描く筒井哲也ワールドはまさに圧巻。
「監禁嬢」(7巻〜連載中)
高校教師、岩野裕行には愛する妻がいて、子供も生まれたばかり。
生徒からの信頼も厚く、満たされた日常を送っていた――はずだった。
目覚めると全裸で監禁状態。
そして現れたのは「カコ」と名乗る見ず知らずの女。
男の日常は陵辱されていく。
「私はだーれだ? 思い出すまで許さない」
―戦慄のエロティックサスペンス開幕!!
引用:Amazon
「私はだーれだ? 思い出すまで許さない」が
マジで思い出すまで許してくれない、地獄のようなストーキングサスペンスホラー。
よく感想で「そんなに幼稚な男いねぇよ!」って書いてあるけど
男なんてフタ開けたらだいたいこんなもんだって!
正体不明の「カコ」が暴き出す、主人公の過去に隠されたデロンデロンな人間関係はマジで目も当てられない。
「そこは忘れたかったよー!隠させてよー!」を一切隠させてくれない「カコ」の猛追が、怒涛のように繰り返される凶作。
『他愛もない男女関係だったはずが人生狂わす』っていうのは、全男子肝に銘じておきましょう。
「世界で一番、俺が〇〇」(7巻〜連載中)
幼なじみのイマドキ男子3人が我が身の不幸を嘆いていると、風変わりな美女が現れた。
「セカイ」という組織のエージェントを名乗る彼女に誘われ、3人は「300日後、3人の中で最も不幸になった者はどんな願いも叶う」というゲームへの参加を決める。
さまざまな感情をあざなう300日のゲームが始まる。
引用:Amazon
こちらは『男の友情』が頭痛するほど壊れていく「世界で一番、俺が〇〇」。
親友三人の中で「300日後、最も不幸になった者はどんな願いも叶う」っていうゲームを異世界人みたいな女の子に持ちかけられて
「よっしゃ!やってみようぜ!」ってやったみたら
不幸通り越して地獄になっちゃうやつ。
決してグロとか拷問とかそっち方面に行く事なく、人間関係だけがガラガラと少しずつぶっ壊れていきます。
これがマジで胸が苦しい。
「一番不幸と感じるのは」を突き詰めて行った先の答えが
いやそれ一番不幸だけどエグすぎない?
みたいな。
親友が大切だからこそ苦しめる、どうしたらいいのかマジでわかんなくなって見守るしかできない作品。
見るのキツイ。
「ファイアパンチ」(8巻〜完結)
『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。
再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!?
衝戟のダークファンタジー、開幕!!
引用:Amazon
個人的超一押し。
最終話の賛否両論ありますが、あれはヤベぇだろどう見ても。
兄・妹・教祖・信者・狂人・加害者・被害者・そして恋人。
全部の人間関係の「人間ってこういうもんだろ」が詰まった名作。
とにかく読んで。
「生きて」っていう言葉に呪われた主人公の生き様が、激しく美しい。
「ビリーバーズ」(8巻〜完結)
仲間たちと共に「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送っている、「ニコニコ人生センター」という宗教団体に所属する「オペレーター」。
満ち足りていた生活は、やがて追い詰められていき、移住してくる「みんな」と混乱の道へ…。
様々な人間模様が交差する、世紀末輪舞!!
引用:Amazon
新興宗教に入れ込んでる三人組が無人島で「プログラムの一環」として共同生活を送りつつ、すったもんだが起きるのですが
「宗教と信者」という大きな世界の中で、少しずつ狂っていく「女一人男二人」の小さい世界の人間模様が「うわぁあ、あーあぁ」でたまりません。
作品自体は古い漫画なんだけど、絵さえ受け入れられればテーマがテーマなだけあって全く古く感じる事なく最後まで読めると思う。
特に、ヤマ場が終わった後の最後のラストーシーンの美しさはお見事。
狂気の果てか正気の沙汰か。
名作。
「サターンリターン」(4巻〜連載中)
『先生の白い嘘』鳥飼茜、衝撃最新作。
書けない小説家・加治理津子(かじりつこ)。
ある日、かつて最も心を許した男友達・アオイが夢に現れ、理津子に問いかけた。「それ ほんとうに お前の人生?」
電話の着信で目が覚めた理津子は、アオイが自殺したことを知らされる。
昔輝いていた夢、現在の夫婦生活、大切な人の死…
目を背けていた“喪失”の人生が動き始めるーー
引用:Amazon
こちらは打って変わって、ヒューマンドラマ系の新作。
ここでの人間関係は「過去の親友と自分」という、ぶっちゃけもうどうしようもないものなんですが、いやーエゲつない。
小説家の主人公の元に昔の親友から手紙が送られてきて、手紙に入っているのは破られた「自分の小説の1ぺージ」。
主人公はそれを読まずに捨ててしまい、そのあとに親友が死んでしまった事を知らされる。
彼の伝えたかったことは何なのか。
主人公は思い立って、自分の小説の破られた1ページを探し親友の思いに近づこうとする。
っていうお話。
これで読みたくなったら速攻ネカフェにでも行きましょう。
鳥飼茜氏は本当こういう心抉るのうまいよなぁ。
「血の轍」(5巻〜連載中)
「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」!
母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。
しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと
引用:Amazon
究極の人間関係はやっぱり母子でしょう。
押見修造ファンなら間違いなく読むべき。
異常な愛に少しずつ壊れていく静一くんが、もう、ね。
余計な事言わないので、トーンも一切使わない、吐き気を催しそうな生暖かい愛を存分に味わってください。
「遺書、公開。」(4巻〜連載中)
灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。
しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。
姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。
姫山が校内で自殺してしまう…。
葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた!
死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!?
引用:Amazon
仲良しだと思ってた友達たちの本性が次々に暴かれる「遺書、公開。」
クラスメイト全員に宛てられたそれぞれの遺書に書いてある言葉の「真意」をめぐり、毎日誰かしらがホームルームでやり玉に挙がる。
とくに大きなアクションも起こさず、会話劇と人間関係だけでここまで面白くさせるのはすごいと思う。
絵に騙されないで一度是非読んでみてほしい。
「残響」(3巻〜完結)
とある工場町で、漫然と日々を過ごす智(さとる)。
彼が暮らす安アパートの隣室には、元ヤクザの老人、瀬川が住んでいた。
ある日、瀬川は智に「500万渡すから、自分を殺してくれ」という依頼を受ける。
躊躇する智だったが、瀬川から、智の中に巣喰う狂気を見抜かれ、彼自身の心にも変化があらわれはじめ…!?
引用:Amazon
個人的には超絶プッシュしたい名作。
「逃げて逃げて、逃げ切るの」ですよ。
今まで結構ドロドロエグめの人間関係マンガを紹介してきましたが、こちらは「泥にまみれたハグレ者同士の美しい人間関係」。
ラストシーンだよラストシーン。
ラスト39ページ、全部しびれるから。
「ミスミソウ」(上下巻〜完結)
三角草。
厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花。
閉鎖的な田舎町の中学に転校してきた少女「春花」を待っていたのは、凄惨なイジメだった。
せき止められない憎しみに、少女の心は崩壊する!!
押切蓮介初の本格「精神破壊(メンチサイド)ホラー」が、大幅加筆で「完全版」として登場。
引用:Amazon
これはねー、あんまり説明するのも思い出すのもキツイんだよなぁー。
とにかく、 エグいよ。
いや、グロ的な意味でもそうなんだけどさぁ。
いや、エグいんだよ。
映画化されててこっちは見た事ないんだけど、押切蓮介氏の底力にとにかく圧倒される問題作。
あまり人に大声でオススメできないけど、漫画好きになら是非とも読んでほしい。
きっついわーこの漫画。
人間関係がエグい漫画オススメ10選 まとめ
はい、というわけで今回は「人間関係がエグい漫画オススメ10選」をご紹介させていただきました!
意外に面白かったなー!
これ以外にもなにか「こんなのやって!」っていうのがありましたら是非お気軽にコメントでもなんでもくださいませ!
それでは!またー!!
まぁ、個人的イチオシは「残響」ですけどね。
ラスト39ページ、全部しびれるから。